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建礼門院右京大夫集 現代語訳
253 さらでだに
たいそう心細い旅の住居に、雪が消えずに残っていて、どうにか雪にならずにかき曇ったままの空を眺めながら、
さらでだにふりにしことの悲しきに雪かきくらす空もながめじ
そうでなくても昔のことが悲しいのに、雪が今にも降ってきそうな空なんて眺めたくない。
メモ
ふり 「雪が降ること」と「古くなった昔のこと」をかけている。
建礼門院右京大夫、平資盛との恋
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たいそう心細い旅の住居に、雪が消えずに残っていて、どうにか雪にならずにかき曇ったままの空を眺めながら、
そうでなくても昔のことが悲しいのに、雪が今にも降ってきそうな空なんて眺めたくない。
メモ
ふり 「雪が降ること」と「古くなった昔のこと」をかけている。