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建礼門院右京大夫集 現代語訳
170 おもかげを
月の夜、例の思いが出ないわけではなくて、
おもかげを心にこめてながむればしのびがたくもすめる月かな
あの方(平資盛)の面影を心にこめて眺めると、堪え難いまでに澄んでいる月よ。
メモ
建礼門院右京大夫、平資盛との恋
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月の夜、例の思いが出ないわけではなくて、
あの方(平資盛)の面影を心にこめて眺めると、堪え難いまでに澄んでいる月よ。
メモ