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建礼門院右京大夫集 現代語訳
057 いとゞしく
同じ大臣(平重盛)が、大臣と近衛府の大将を兼ねることになって、拝賀の礼を申し上げなさったときに、弟(平宗盛)の右大将が御供していらっしゃったが、勢いがすばらしく見えたので、
いとゞしくさきそふ花の梢かな三笠のやまにえだをつらねて
御兄弟並んで左右の大将となり、ますます美しく咲き添う花の梢のようであることだ。
メモ
三笠のやま 近衛の大将・中将・少将の異称。
建礼門院右京大夫、平資盛との恋
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同じ大臣(平重盛)が、大臣と近衛府の大将を兼ねることになって、拝賀の礼を申し上げなさったときに、弟(平宗盛)の右大将が御供していらっしゃったが、勢いがすばらしく見えたので、
御兄弟並んで左右の大将となり、ますます美しく咲き添う花の梢のようであることだ。
メモ
三笠のやま 近衛の大将・中将・少将の異称。