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建礼門院右京大夫集 現代語訳

223 かなしとも

しばらくして人のもとから、「さてもこの度のご愁傷はどれほどでしょうか」といってきたので、通り一遍の弔問のように思われて、

かなしともは又あわれとも世の常にいふべきことにあらばこそあらめ

(資盛の死)悲しいとかあわれだとか普通に言えることであったらよかったのに。

 

メモ

平資盛 平重盛の次男。平維盛の弟。


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