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建礼門院右京大夫集 現代語訳
156 思ひかへす
何の役にも立たないことばかりを思っていた頃、なんとかしてこんな思いをしないでいたいものだと思ったが、その甲斐なく辛くて、
思ひかへす道をしらばや恋のやまは山しげ山わけいりし身に
恋の悩みから逃れる道を知りたいものだ。一通りでない恋に分け入ってしまった我が身に。
メモ
恋のやま端山茂山 一通りでない恋。
建礼門院右京大夫、平資盛との恋
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何の役にも立たないことばかりを思っていた頃、なんとかしてこんな思いをしないでいたいものだと思ったが、その甲斐なく辛くて、
恋の悩みから逃れる道を知りたいものだ。一通りでない恋に分け入ってしまった我が身に。
メモ
恋のやま端山茂山 一通りでない恋。