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建礼門院右京大夫集 現代語訳
127 ふしなれぬ
朝廷の御勅勘を蒙って遠国にゆく人が、どこそこで昨夜は泊まるなど聞いたので、その流される人と縁故のある人のもとへ、
ふしなれぬ野路のしのはらいかならむ思ひやるだに露けき物を
臥しなれない野中の路の篠原での宿りはどんなであろうか。思いやるだけでさえ涙がこぼれます。
メモ
建礼門院右京大夫、平資盛との恋
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朝廷の御勅勘を蒙って遠国にゆく人が、どこそこで昨夜は泊まるなど聞いたので、その流される人と縁故のある人のもとへ、
臥しなれない野中の路の篠原での宿りはどんなであろうか。思いやるだけでさえ涙がこぼれます。
メモ