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建礼門院右京大夫、平資盛との恋
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建礼門院右京大夫集現代語訳
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建礼門院右京大夫集 現代語訳
080 橘の花
橘の花が雨上がりに吹く風で香ったので、
橘の花こそいとゞかをるなれ風まぜにふる雨のゆふぐれ
橘の花が一層香る。風まじりに雨が降る夕暮れ。
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