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建礼門院右京大夫集 現代語訳

030 まろねして

稲荷の社の歌合

社頭朝鶯

まろねしてかへるあしたのしめの中に心をそむる鶯のこゑ

社に参籠して衣服を来たまま寝て帰る朝、境内で鳴くうぐいすの声に心ひかれることだ。

 


メモ

まろね 衣服を着たままで寝ること。

しめの中 神社の境内


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