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建礼門院右京大夫集 現代語訳

197 忘れじの

大方は憎からず言い交わして、「はてまでもこのようにだけあろう」と言われたので、

忘れじの契たがはぬ世なりせばたのみやせまし君がひとこと

いつまでも忘れないでいようとの契りの違えることのない世であれば、あなたの一言を頼りにすることでしょう。

 


メモ

『新勅撰和歌集』恋三に所収。


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