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建礼門院右京大夫集 現代語訳

117 いかばかり

兄であった法師で、特別に頼りにしていたのが、比叡山で修行して、都へも出て来なかった頃、雪が降ったので、

いかばかり山路の雪のふかゝらん都の空もかきくらすころ

都の空もかき曇って雪の降る頃、山路の雪はどんなに深いことでしょう。

 


メモ

 


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