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建礼門院右京大夫集 現代語訳
025 うつおとに
寝覚めの𢭏衣(とうい)
うつおとにねざめの袖ぞぬれまさる衣はなにのゆゑとしらねど
夜、目覚めて衣を打つ音を聞いていると、袖がますます涙に濡れる。衣に涙を流させるどんな理由があるのかわかりませんが。
メモ
𢭏衣 洗った衣を生乾きの状態で台に乗せて、棒や槌で叩いて、柔らかくしたり皺をのばしたりすること。アイロンのない時代、夜になるとあちこちの家で衣を打つ音がした。
建礼門院右京大夫、平資盛との恋
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寝覚めの𢭏衣(とうい)
夜、目覚めて衣を打つ音を聞いていると、袖がますます涙に濡れる。衣に涙を流させるどんな理由があるのかわかりませんが。
メモ
𢭏衣 洗った衣を生乾きの状態で台に乗せて、棒や槌で叩いて、柔らかくしたり皺をのばしたりすること。アイロンのない時代、夜になるとあちこちの家で衣を打つ音がした。