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建礼門院右京大夫
建礼門院右京大夫(けんれいもんいん うきょうのだいぶ)は、平安時代末から鎌倉時代初期にかけての女流歌人。
建礼門院平徳子(たいらのとくこ/とくし/のりこ:平清盛の娘、高倉天皇の中宮)に仕え、平家が栄え滅びていった時代を生きた女性です。
平資盛(たいらのすけもり:平重盛の次男、平清盛の孫)とは恋愛関係にあり、他の平家の公達たちとも親交がありました。
源平の動乱の中で、右京大夫は、親しくしていた多くの平家の公達たちの死を目の当たりにします。
建礼門院右京大夫集
『建礼門院右京大夫集(けんれいもんいんうきょうのだいぶしゅう)』は、建礼門院右京大夫の家集。鎌倉時代初期に成立。平資盛との恋の歌を中心とする内容。
『新勅撰和歌集』撰進に際して選者の藤原定家が撰歌の資料として建礼門院右京大夫に家集の提出を求め、それに応じて建礼門院右京大夫が自ら詠歌をまとめたもの。